引っ越しに伴ってなるべくケーブルを床や天井に這わせたくない。
しかし、私のようなパソコンで仕事をしている人間にとって
「ケーブル」は常に戦いです。
ケーブル整理を何度もしようとして諦め、また挑戦する。
YouTubeなどで配線整理の動画を見て影響を受けてやってみるものの
うまくいかないこともしばしば。
そうだ、ならば線を無くしてしまえばいいじゃないか。
ということで今回はLANケーブル自体をなくすために、
Wifiの中継機を購入してみることにしました。
デスクトップPC
デスクトップPCの多くは有線のLANポートはあるものの、
無線のWifiが搭載されていないものが多く、
もし、Wifiを使用したい場合は子機を導入しなければなりません。
私の場合はとりあえず、家にあったUSBの無線子機を
デスクトップPCにさしてみることにしました。
これでとりあえず、LANケーブルを使用しなくても
インターネットを使用できるようになりました。
ただ、速度が問題です。
この子機の場合は「最大150mbps」しか出ません。
この速度が出れば使用には問題ないといえば問題ないのですが、
実際は20mbps~30mbpsと光回線をしようしている速度としては遅い。
原因としてはこの子機が「2.4ghz」の電波しか受信できないことです。
2.4ghzは干渉もされやすく、多くの無線機器が利用していることもあり、
混線もしやすく速度も出ない。
「5ghz」に対応している子機に買い替える必要があります。
買い替え
どうせなら中継機使うか!?と思い至り、
今度は「TP-Link WiFi中継機 」を買ってみることにしました。
これにした理由は有線ポートがついており、
デスクトップPCにはこれ経由で有線で繋げばいいやーと思い至りました。
しかし、この商品、罠がありました。
無線でつなぐと速度は200mbps~300mbps出るので十分なのですが
(GooglePixel6経由で確認)
なぜか、有線でつなぐと100mbpsしか出ない。
どうして…?といろいろと見てみると…
[有線LANポート] 100Mbpsの記載が…
意味がわかりません。
無線で繋ぐ場合は[規格] AC1200 規格 ( 867 + 300 Mbps )という仕様なのに、
有線でつなぐと[有線LANポート] 100Mbps。
有線でつなぐと性能が10分の1くらいになってしまいます。
この意味不明な商品仕様を見逃してしまったせいで損をしました。
内蔵
結果的にデスクトップPCの中にwifiを埋め込むことにしました。
中継機と同じtp-linki社製のものなのが悩ましいところですが、
スペック的にはこれが1番理想だったため、こちらを内蔵。
結果的に300mbps~400mbpsに落ち着きました。
最初からこれを買っておけばよかった。
瞬断や切断するようなこともなく、安定してます。
余談ですが、最初アンテナを付け忘れていたのですが、
それでも30mbps出たのは驚きました(笑)
この手の無線を使うのは久しぶりで、私も古のPCゲーマーであるがゆえに
「無線には人権がない!」という考えが残ってしまっていたのですが、
最近の無線のクォリティは下手したら有線レベルのものになってきています。
速度もそうですが、何より応答速度、いわゆる「ping」の値も
5~6msと有線並みの速度になってきています。
私が有線を優先(ココ笑いどころ)してしまっていたがために、
無線の情報をあまり取り入れてなかったのですが、
最近は「5ghz」「wifi6」の登場により改善された部分が大きいようです。
有線LANの場合は線があることによる安心感や安定感はもちろんありますが、
家の状況や家庭の事情を考えればすべて無線で
賄ってもいい時代になってきたのかもしれません。
ただ「任天堂スイッチ」は5ghzに対応してますが、
残念ながらwifi6には未対応。
ちなみに「PS5」はwifi6に対応しているようです。
ゲームガチ勢の方は無線は厳しいかもしれませんが、
ライトゲーマーくらいだったり、別にping値なんかそこまで
気にしてない!って人はもはや、有線は必要はないのかもしれませんね
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