【SoundcoreP40i】もうこれでいい、これしかないワイヤレスイヤホンが出てしまった【2024年ワイヤレスイヤホン決定版】

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Anker Soundcore P40i ガジェット

2024年、ワイヤレスイヤホン市場は盛り上がりに盛り上がっていて、Amazonでワイヤレスイヤホンで検索すると大量の商品が溢れかえっている。安いものなら1000円台、高いものなら3万から5万と価格も幅広く、もうどれを買ったら良いのかわからない!という人も多いはずだ。

私も最近「SOUNDPEATS Engine 4」を購入したのだが、4月にあまりにもコスパの良すぎる商品が発売されてしまった

Anker SoundcoreP40i

Anker Soundcore P40i

それがAnkerから発売されたSoundcoreP40iだ。Ankerのワイヤレスイヤホンは数多く発売されていて、ネーミングセンスが悪いせいなのかイマイチ、どれが新製品でどう違うのかがわかりにくいのが欠点でもある。

そんなネーミングセンスは気になるところだが、この商品のコスパはあまりにも良すぎる。なにせ価格は「7,990円」だ。私が先日購入した「SOUNDPEATS Engine 4」とほぼ変わらない。

それなのにSound Core P40iはすべての機能を搭載している。

ノイズキャンセリング機能

Anker Soundcore P40i

まずはノイズキャンセリング機能だ、Sound Core P40iにはウルトラノイズキャンセリング2.0というものが搭載されている、このノイズキャンセリング機能に関しては「そこそこ」な性能だ。

高価格帯のものと比較すると物足りなく感じる部分はあるが、そこそこの雑音を取り除いてくれる。ノイズキャンセリング機能のあるイヤホンが欲しいなーとおぼろげに感じてる人ならば問題なく満足できるほどの性能だ。

コレ以上のノイズキャンセリング機能がほしいならワイヤレスなら3万円以上のBose製品か、Sony製品を購入するしかない。ノイズキャンセリング機能の強さは価格に直結する部分があるが、この商品はこの価格帯にしてはきちんと効いている印象だ。

外音取り込み機能

Anker Soundcore P40i

ノイズキャンセリングとは真逆に外の音を聞きやすくする機能だ。街中などで自転車や車などの接近に気づかないと危ない、そういう危険を回避するためにも外音取り込み機能はあったほうがいい。

これも私が試した限りはかなりクリアに外の音を拾ってくれる、ノイズキャンセリング機能もそうだが、ノイズや外の音を外部のマイクで拾って打ち消したり、増幅することでこれらの機能が働くようになっている。

外音取り込み機能に関してもそれなりに使える。家で家族の声やインターフォンの音を聞き逃さないようにしたいと思ってる人にもおすすめだ。

音質

Anker Soundcore P40i

イヤホンなのだから当たり前だが、音質が気になる人もいるだろう。私は今まで様々なイヤホン、ヘッドホン、ありとあらゆる価格帯を試している。中でもヘッドホンはゼンハイザーのHD598を長年愛用している。

そんな私の体感ではあるが、音質はかなりいい。特に低音が強い。イコライザーなどで調整しなくとも低音がかなりくっきりと聞こえるのは驚きだ。

「SOUNDPEATS Engine 4」がバランスの良い音に対して、Sound Core P40iは割としっかりと低音を響かせてる印象だ。公式サイトの紹介でも大迫力の重低音と低音を推している事はある。

このあたりは好みによるが、イコライザーで調整も可能なのであくまで素の状態で低音が強いことは念頭に置いておいてほしい。

バッテリー

Anker Soundcore P40i

ワイヤレスイヤホンの1番の問題といっていいのが、バッテリーだ。いくら素晴らしい性能があっても1時間しか使えないなら意味がない。
Sound Core P40iは標準状態でなんと12時間も持つ、私が購入した1番の動機でもある。

ノイズキャンセリング機能をONにすると10時間になってしまうが、ワイヤレスイヤホン単体で12時間再生できるのはかなり大容量のバッテリーだ。それなのに重さはあまり感じない。

ケースを含めれば最大で60時間分も再生できる商品になっていて、しかもケースはqi充電、ワイヤレス充電にも対応している。しかもだ、10分間充電するだけで5時間再生できる短充電機能まである。

バッテリーに関しては相当に優秀だ。これで困るという状況が生まれる人はそもそもワイヤレスイヤホンに向いていない。

電波の安定性

数日使用してみた感じではあるが電波も安定している。街中でも途切れることなく再生をしつづけており、家の中でも切れることはない。

流石に電子レンジの前で電子レンジを使ってると途切れるが、電子レンジの電磁波に耐えるワイヤレスイヤホンは今のところ存在しない。

ただ「SOUNDPEATS Engine 4」は扉を2枚隔てたところにある
台所のキッチンで家族が電子レンジを使用すると、電波が途切れていたのだが、この商品は途切れることはなくなった。

「SOUNDPEATS Engine 4」より安定しているのかもしれない。このあたりは詳しく検証したわけではないので参考程度にしてもらいたい。

マルチポイントとマイク

最近のワイヤレスイヤホンに取り入れられがちなのがマルチポイント機能だ。複数の機器と同時に接続状態を保ち、一方の音を止めて一方の音を再生すると自動でイヤホンも切り替わってくれるようになっている。

コレに関しては私があまり重要視していない部分ではあったが、切り替え自体は2~3秒ほどで切り替わることを確認した。常にパソコンとスマホに接続しておいて、スマホに電話が来たらワイヤレスイヤホンをつけたままワイヤレスイヤホンで電話を受け答えすることも可能だ。

ただマイクの音質に関しては普通だ。ワイヤレスイヤホンのマイク自体が他社製品でもそれほど高くないことを考えれば妥当な性能ではあるが、マイク性能に関してはそこそこだと思ってもらいたい。

SoundcoreP40iはコスパ最強のワイヤレスイヤホン

Anker Soundcore P40i

これだけの機能がつまってバッテリー持ちも良くて音質もいい。そしてなにより7980円という値段が本当に素晴らしい。

これが1万円オーバーなら「こんなもんかー」と納得してしまうが、8000円を切る値段でこれだけの機能てんこ盛りでは他社のワイヤレスイヤホンが立つ瀬がない。

しかもAnkerは時期によってはセールで1割から2割やすくなる。実際私は新発売キャンペーンで実質2割引になるポイント込みで購入している。時期を見れば実質5000円台で購入できるのはあまりにもコスパが良い。

一応だが、スマホスタンドとしても使える。外に出たときにスマホスタンドを持ち歩くほどではないが、ちょっと立てかけておきたいと思うときには便利だ。

最近のAnker商品はコスパも悪いものが多いが、この商品だけはあまりにコスパが良すぎる。この価格帯なら最強とも言えるワイヤレスイヤホンだ。

中途半端に3000円台の安いワイヤレスイヤホンや、1万2000円くらいのちょっと高めのワイヤレスイヤホンに手を出すより、よっぽど満足度が高いはずだ。

これで満足できなければ2万円台か3万円台のワイヤレスイヤホンを買う、その分水嶺にもなるワイヤレスイヤホンの決定版となる商品かもしれない。

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