スマートフォンを持ち歩く現代人にとって「バッテリー」問題というのは常につきまとってきます。
スマートフォン単独でも1日持つことには持つのですが、例えば外出先でゲームをしたり動画を見たり、地図アプリを使ったりすればどんどんとバッテリーが減って行ってしまいます。
おそらく現代人の多くはある程度の時間外集する場合はモバイルバッテリーを持ち歩いてることでしょう。私自身も10000mahのモバイルバッテリーを持ち歩くことが多いのですが、ついつい充電を忘れてしまうことも多々ありました。
そこでコンセント一体型のモバイルバッテリーならその心配がないのでは?と思い立ち、探して見つけたのが今回の商品。しかしながら、便利そうに見えて不便な商品でした。
問題点1 プラグの差込口
このモバイルバッテリーはUSB-CポートとUCB-Aポートが1つずつあります。問題なのはUSB-Cポートの方。なぜかケーブルに寄っては差込口のハマりがあまく、気づいたら抜けてしまうことが多々ありました。
CIO公式のケーブルなら問題がないようなのですが、そのケーブル自体はこの商品には付属しておらず、が持ってるいくつかのケーブルを試した結果、1つだけ抜けることなく使用できました。
この問題はAmazonレビューなどでも書き込みしてる人が多く、なんでこんなにゆるくしてしまっているのだろうかというのは謎でしかありません。
問題点2 残量のわかりづらさ
私は今まで使っていたモバイルバッテリーの場合はバッテリーの残量が数字で表されていました。
しかし、この商品の場合はライトの明かりの色で判断します。その色の表記がわかりにくい。
例えば90%からMAXなら紫。CIOは紫をブランドカラーにしており、これはまだ理解できます。
その次が緑、そして青、赤と変化していきます。緑と青、どっちが充電量が多いのかというのが
色のイメージから想像しにくく、購入してから二ヶ月ほどたつのにいまだに慣れません。
ランプで残量を表すなら、ランプの点灯の数とかにしたほうがいいのでは?と。ぱっと見てバッテリーの残量がわかりにくいのは難点でした
問題点3 バッテリー容量
一応公式では10000mahなのですが、同じ10000mahと比べると何故か少なく感じます。あっという間にランプが紫から緑に、そして青にとどんどん減っていく印象です。
この件に関しては1度メーカーに問い合わせた結果、不良品の可能性ありということで交換してもらいました。交換後は交換前のものよりは多少余裕を感じる部分はあるのですが、なぜか同じ10000mahの他社商品と比べると少なく感じてしまいます。
詳しく検証したわけではないので、私の勘違いの可能性もありますが、この容量の不安のせいでほぼ持ち歩いていません。
問題点4 本体の重さ
本体は約265gとずっしりとした重さです。そのせいもあって壁のコンセントに指した場合、
かなり不安定な感じになります。少しでも線をひっぱってしまうとズドっと重さを感じさせる音とともに床を傷つけます。
電源タップに付ける場合はあまり気にならないのですが、壁コンセントで充電する場合はこの重さのせいもあって不安定な感じになってしまうのはちょっと残念でした。これはプラグの位置と本体重量の問題によるものでどうしようもないのかもしれませんが、気になってしまいますね。
サブのサブに…
コンセント一体型なので充電も忘れずに、旅行の際などにUSBコンセントを持ち歩かずにすむかなーと思って買った商品だったのですが、4つの問題点からサブのサブのようなモバイルバッテリーの立ち位置になってしまいました。
一挙両得を狙った商品なのはわかりますが、色々と詰めが甘くちょっと残念な商品でしたね。CIOさんはクラウドファンディングによる資金で積極的に商品を開発しており、応援したい企業さんではあるのですが、色々と一歩足りない商品が多い印象です。
今回プラグ一体型のモバイルバッテリーを初めて購入したので、もしかしたら他のプラグ一体型のモバイルバッテリーも似たような欠点を持ってるのかもしれません。
そうなると小型のUSB充電器とモバイルバッテリーの2つを持ち歩いたほうが小さいストレスを感じずにすむのかもしれませんね。
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