「デルアンバサダー (もうすぐ)4万人 大感謝祭」に参加してきた #デルアンバサダー

オタクの旅log

みなさんはデルのアンバサダープログラムというものをご存じだろうか?アンバサダーというのは日本語で言えば大使をさし、イメージとしては芸能人が出身の県の観光大使になっているあれに近い。

PCメーカーもアンバサダーによく芸能人を起用し、イベントなどではそんな芸能人が参加し、イベントを盛り上げてくれる。そんなアンバサダーに一般素人もなれるのが「デルアンバサダー」プログラムだ。

lenovoなどのメーカーも以前は実施していたようだが、有名どころで一般人もアンバサダーになれるのは、私が知るところDellくらいしかない。

Dellアンバサダープログラムの利点

このDellアンバサダープログラムがなんなのかといえば、商品のモニターができたり、様々なDellのイベントに招待していただけることだ。Dellというメーカーの商品に興味があれば登録しておいて損することはない。アンバサダープログラムは無料だ。

ただ、何かしらのSNSやブログがあることが条件だ。SNSかブログで商品のモニターをした感想を書いたり、イベントに参加すればイベントの感想を書く。そういったSNS戦略をDellはこのアンバサダープログラムを用いて行っている。

今回はそんなDellアンバサダープログラムのもうすぐ4万人記念のイベントが行われて、私も招待されたので軽くレポートを書いていくことにする。

開催場所は東京タワーの近く

開催場所は神谷町駅、麻布台あたりだ。麻布台ヒルズなども近くにあり、駅から歩いていけることもあってちょっと覗いてみたが、私のような一般庶民には一切用事がない場所だった(笑)噂によれば、かなり過疎っているらしく、私が行った時も外国人観光客はいたものの、日本人はあまり見かけない感じだった。

DELLアンバサダープログラムの感謝祭の開催場所は毎回違うものの、今回はTOKYO AMERICAN CLUBという場所で開催されることになった。どうやら会員制の社交クラブらしく、建物の外観が豪華すぎて入っていいのか挙動不審になりつつ、何とか入りこみ、地下の開催ホールに通される。

ちなみに入場にあたっては感謝祭への招待メールを見せれば名前とともに確認して入場することができる。入場する前にメール画面を開いておけばスムーズに入場できるだろう。

乾杯&スピーチ

19時に近づくにつれて多くの人が来場し、会場内は結構パンパンだ。今回は200人を招待し、さらに関係者や報道関係なども入っているため余計に人が多い。そんな200人にシャンパンが配られ、デルテクノロジー株式会社マーケティング統括本部横塚氏のあいさつが行われた。

さすが、マーケティング本部長なだけあって非常に巧みなスピーチのもと会場を盛り上げてくれる。もうすぐ4万人、そんなユニークなタイトルがついているのもわかるようなスピーチのもと乾杯が行われる。

会場ではスタッフの方がドリンクを配っており、飲み終わったグラスもスムーズに回収してくれる。このあたりはさすがは高級な会員制の社交クラブだなという感じだ。

AIPCとゲーミングPC


そんな乾杯の後にデルテクノロジー松原大氏による講演が行われる。今回の講演や展示全体で言えることだが、やはり、今どきは「AI」機能について推していることが伝わるような印象だ。講演でも実際にDELLのPCを使ったAIによるプレゼンが行われていて、画像生成や文章作成、動画編集なども見せてくれた。

マイクロソフトの方も今回のイベントに訪れていて、Copilotについての説明もされていた。マイクロソフトらしくofficeソフトの連携をアピールするものも多く、確かに便利そうだなとは個人的には思いつつも、これが一般ユーザーまで波及するかは別問題というところだ。

Offficeソフトをアシストするような機能なども非常に多く、文章で伝えれば自動的に画像も文章も作成されたpdfファイルなども作成できる。素晴らしい機能には見えるものの、私もいろいろと会場に置かれていたパソコンで試してみたが、確かにそれっぽいものはできあがるが完ぺきとは言えないという微妙なものが多い。

その完璧ではないものを人間が手作業で仕上げていくのが今のAIの使い方なのだろうということはわかるが、データ処理や文章の要約ではなく1から何かを作り上げる場合は、AIに頼らないほうが早い部分もあるかもしれない。

このあたりはまだ、この2,3年で生まれたものであり、まだまだ進歩している段階のものだから仕方ないものの、それを「売り」にしたノートPCは果たして売りになるのだろうかというのが疑問なところだ。

結局、コアな使い方をしている人以外の一般ユーザーは値段、コスパだ。見た目なども重要だが、今はインフレでなんでもかんでも値上げの時代の中でコスパのいいノートであれば売れる。DELL自体はinsripinシリーズなどコスパのいいノートも存在しており、そこにさらにAI機能を売りにしたノートを高級路線、ハイスペック路線で売り出そうとしているという印象を受けたものの、個人的にはあまりピンとこなかった印象だ。

ゲーミングPCも4,5台展示してあり、ストリートファイターなどのテストプレイをさせていただいた。最近のいわゆるゲーミングノートのスペックのたかさには驚かされた、RTX4090を搭載できるノートパソコンまである、もはやそこまでのスペックを求めるならデスクトップパソコンのほうがいいのでは?と思うのだが、そのあたりは野暮かもしれない。ロマンだ。

ただ、DELLのゲーミングPCシリーズであるエイリアンウェアは、様々なゲーミングノートの中でもいまいち存在感を示していない印象がある。YouTubeなどでよくみかけるのはガレリアなどのブランドで、MSIなどもたまに見かけて積極的に宣伝している印象だが、DELLに関しては私個人としてはあまりぱっとしない。

もっとも価格帯としてはいがいとお手頃であり、コスパを考えると選択肢に入るところだろう。

そのほかにもバッグなどの展示もあった。ノートPCを収納し持ち運ぶためのリュックやケースなど、様々なものが展示してあり、これに関してはなかなか手に取って触れるチャンスがなかったため、PCの展示よりも私は長い間、リュックと戯れていたかもしれない(笑)

なお、Dellでは今年からブラックフライデーに参加するようで日付はまだ確定していないものの、Dellの商品を購入予定の方はもう少し待っていればお得に購入できるかもしれない。

軽食

そんな講演がおわると軽食の提供が開始されたのだが、200人近い人が一気に押し寄せるためごった返している。軽食が目的、お酒が目的みたいな人もちらほら見かけ、中には少ないテーブルを占領し宴会状態な方々もいらっしゃった。

それはそれで楽しそうな感じはあったものの、私が見る限り、ほとんどDellの製品にもふれておらず、ひたすら飲み食いする人もおり、200人という厳選された中で選んだ意味があるのだろうかと思ってしまう部分でもあった。もしかしたら有名インフルエンサーだったのかもしれない。

その間に私はPCやリュックなどと戯れつつ、社員の方ともいろいろとお話しさせていただき、落ち着いてから軽食にありつくことにした。なお、食事に関してはほとんど名前がわからない料理なため説明を割愛させていただくが、おなか一杯になりました。

お酒なども飲み放題状態になっており、お酒がNGな方はソフトドリンクなどの提供もされている。最後には記念撮影、そしてお土産までいただいて至れり尽くせりなイベントだ。

デルアンバサダープログラムは面白い

今回のようなイベントだけでなくパソコンなどのお試しもアンバサダープログラムの利点だ。Dellとしてはお金を払ってメディアに提灯記事を書かせるより、ユーザーの生の声を記事にしたほうが効果的と判断し、このデルアンバサダープログラムは開始している。

実際にユーザーの生の声を聴けるというのはメーカーにとっても貴重な部分なのだろう。お金を払っていないし、もらってもいない、そんな関係性だからこそ正直なレビューが生まれる。そんなレビューを書く人がもうすぐ4万人に達成するというのはすごいことだ。

私は残念ながら、最近は、なかなかお試しのモニター企画に当選しないのは残念ではあるものの、4万人もいれば当選確率が下がってるのも仕方ないのかもしれない。こういったイベントやモニターなど、今後も多くの機会が生まれることを期待したい

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