バカみたいな駄作映画「バイオハザード ザ・ファイナル」レビュー


バイオハザードシリーズの最終作品である本作品、
三作目くらいまでは面白かったが、
正直その後のは微妙な感じの作品が多く、ようやく完結ということで
Amazonビデオで見てみた。
しかし、予想以上にバカにされた気分になる作品だった。

そもそもストーリーが始まって状況が読み込めない。
前作では物語の主人公である「アリス」の超能力が復活し、
人類最後の砦みたいなワシトンDCに大量のゾンビが迫ってきており、
人類最後の砦にも今までの仲間大集合みたいな感じで終わった。

しかし、本作が始まるとアリス一人。
あれ?あの仲間たちはどこへ?ワシトンDCはどうした?と
戸惑うものの説明してくれない。

どうやら敵だったウェスカーが味方みたいなフリしてたけど、
また裏切って大変なことになったというのはセリフから分かるのだが、
具体的に何が起こったとかのような回想シーンが全く描かれない。

これはおかしいといったん一時停止をして情報収集。

ノベライズを見ないとだめ?

前作と本作の間に起こった出来事は全て小説として発売されているらしい。
だから一切映像化はしていないようだ。
つまり、この作品を序盤からきちんと楽しむにはわざわざ小説を読まないと
置いてけぼりになる。

散々映画シリーズとして六作品もやっていたのに、
最後の作品を楽しむためにはわざわざ小説を読まないと駄目。
読んでないやつは知りませんと言わんばかりの置いてけぼり。

ネタバレをだいたい読んで集まった仲間はだいたい死んだか行方不明で
ウェスカー裏切ってアリス一人な状況と言うのは分かったが、
これ予算がなくて集まった仲間の出演料払えなかっただけじゃ?と
思うほどだ。

クソみたいなアクションシーン

話が進むとアリスが敵に捕まり装甲車みたいなのに捕まっているのだが、
敵のスキを付いて抜け出す。
まあわざわざ逃げてくださいと言わんばかりの
状況を作る敵の馬鹿さ加減も凄い。

装甲車に積んであったバイクを盗み逃走、これまではいい。
だがわざわざ装甲車の目の前をアリスが走るものだから、
敵さんも装甲車に積んだ重火器で撃ちまくる。
だが、一切当たらない(苦笑)

射撃手のあまりの命中率の低さに乾いた笑いしかでないが、
敵さんも馬鹿じゃないロックオン機能を使ってミサイル発射、
しかし、ロックオンしたのに外れる。
何のためのロックオン機能なんだ?

もちろん主人公を簡単に殺しちゃいけないのは分かるが、
あまりにも主人公補正がかかりすぎてばかみたいだ。

客の目を回したいカメラワーク

ハイスピードなアクションシーンに見せかけたいのか、カメラワークが激しい。
カメラの切り替えも本当に激しく、
画面がチカチカするような感覚になるほど、切り替えまくっており
スクリーンで見なくてよかったと心底思うほど目が回るカメラワークだ。

そんなめまぐるしいためアクションシーンで
何が起こっているか理解しにくい。
基本的に暗い中で行われるアクションシーンも
多いため余計にわかりづらい。

死んだのは実はクローンでしたwww

死んだはずの重要な人物が再登場するが、
死んだのはクローンでしたのパターンばかりだ。
せっかく倒した敵も実はクローンでしたパターンで生き返られるなら、
どんだけ敵を倒しても意味がない。

しかも敵さんによると
「クローンは自分がオリジナルだと思い込む」ようになっているそうで、
私がオリジナルだ!と声高らかに叫んでもオリジナルとは限らない。
全ては監督の気分次第でクローンにもオリジナルにもできるということだ。

ローラ(笑)

今作で出る出ると宣伝されていたローラ、
確かに出ていました。そしてすぐ死にます(笑)
なんか主要人物っぽく登場したと思ったらモブキャラレベルの
あっさりとした死に方。

セリフもあったか?と思うほど短い。
死んだことに対して仲間が憂う様子もない。

びっくりするぐらい駄作だった

前作のラストは期待感があったのだが、
そんな期待感につながらないストーリー、
見づらいアクションシーン、馬鹿な敵、意味のないローラ、
淡々と最後まで見てしまった。

唯一褒めるべき点はストーリーを
完結させた所くらいかもしれない。
長年続いたシリーズの最終作がなんだかな~という感じで終わってしまうのは、
なんとも言えない所だ。

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