ぐだぐだヒーローズ「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」レビュー

糞映画だと話題になった本作品、netflixでみてみたが、
本当にびっくりするくらい糞映画だった(笑)

バットマンVSスーパーマンに至る経緯が長い

簡単に言えば「マン・オブ・スティール」という作品での
スーパーマンとその敵が起こした戦闘に巻き込まれ、
バットマンの正体である「ブルース・ウェイン」が経営する会社の
社員が巻き込まれ、スーパーマンの力やばいやろという流れ。

スーパーマンの力に対する危機感はバットマンだけではなく、
市民や政治家なんかも感じており、
スーパーマンは証人喚問までされる(クソダサスーツ姿で)
この単純な経緯や理由付けを
2時間半くらいの映画の中の1時間半くらいで描く。
もう、グダグダすぎて飽きる。

テンポが悪い上に暗い

いわゆるコメディシーンのようなものはない。
アクションシーンも物語中盤まで少なく、
少ない上にあっても暗いシーンが多いため爽快感の得られるシーンがない。

同じアメコミヒーロー系の「アヴェンジャーズ」なども
ヒーローの力のあり方などが描かれたりもしたが、
あの作品と違ってアイアンマンのようなウィットな
ジョークを言うようなキャラも居ないため終始暗い。

熱心なファン意外お断り?

「マン・オブ・スティール」を見ていないと理解できない部分もあり、
他のDCコミック系作品を見ていないとわからない言葉もある。
唐突にメタヒューマンなど言われても「???」となってしまう。

ある程度、DCコミックス関連の知識がないと突き放された感じになる
ストーリー展開も有り、初見さんお断りの京都の小料理屋に
出入りしているような感覚だ。

敵は悪くない

今回の敵役であるキャラクターは悪くはない。
特別な力は持ってないが頭脳と財力は有る、
そんな彼がバットマンと対決させようとしたり、
前作のボスと自分の遺伝子をかけ合わせてスーパーマンの敵を作ったりする。

ややヲタクめいた喋り方が独特のキャラクター性にも成っており、
彼が居なければこの作品は見れたものじゃなかったろう。

結局、ケツアゴバットマンが邪魔

敵のキャラクターが良いだけに、なんかバットマンがいなければ、
この作品は面白かったんじゃないかと思ってしまう。
物語の主軸は「スーパーマンの力の巨大さ」が
人間に対して神にも悪魔にも鳴るという点であり、
その主軸を描く上でバットマンは別にいらない。

結局、アベンジャーズのようなヒーロー大集結を今後描くために、
バットマンをこの作品に参加させて、
スーパーマンと対峙したけどヒーローグループ作ってまとまろうぜ!という
流れを作るためだけのキャラだ。

続編ありきで作品を作ってしまっている

バットマンVSスーパーマンを見に来たのに、
他のDCコミックヒーローが見え隠れする。
すごい速さで動くフラッシュだったり、
魚と話せるやつだったりの記録映像が流れるが、
これも続編でアヴェンジャーズをやりたいためのシーンばかりだ。

DCコミックスのヒーローに対する知識があれば
「ジャスティスリーグ」という作品の流れにつながるのは分かるかもしれないが、
そういう知識がない人にとっては「あのシーンいら無くない?」と思ってしまう。

そもそも無理のある対決

バットマンは普通の人間である、
科学技術を結集したスーツを着ているだけにすぎない。
一方、スーパーマンは宇宙人であり基本スペックが違いすぎる。
そのためバットマンは卑怯な手を使うしかない。
結局、期待した対決シーンは期待以下の対決シーンであり盛り上がらない。

あんだけバットマンはスーパーマン恨んでるような描写なのに、
あっさりと和解する流れは予定調和でしかない。

全体的に・・・

長過ぎる。
これが2時間か1時間半くらいにまとめられれば見れたかもしれないが、
流石に2時間半を超えるとグダグダすぎて欠点ばかりが目立っており、
終盤に成ってようやく爽快感の有る戦闘シーンが見れるが、
そこに至るまでも長い。

終盤で唐突に現れるワンダーウーマンも、
なんかもっと自然に中盤くらいからストーリーに絡ませろよと
ツッコミたくなってしまう。

結局、見終わった後は疲労感だけが残る。
よっぽどDCコミックス系の作品が好きな方でないと、
この作品は楽しみにくいだろう。

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